KHECHEOPALRI LAKE SIKKIM INDIA

インド シッキム州ケチュパリ湖の暮らし
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米酒作り

チャンという米のお酒。

以前は地元の人から買っていたのだけれど
毎日大量に働く人が飲むし、手に入らないこともあるので
先月から自分たちで作ることにした。

今回は2回目の手作り。
一度にお米50キロをお酒にする。
地元のおばちゃんに作ってと頼んでいたのだけれど
忙しくて来てくれないのでソナムが作った。

まずお米をきれいにして、炊いて、少し冷たくなったら
マルチャという麹のようなものを混ぜる。
そして3日間暖かい場所で密封。
発酵してバケツ9杯分くらい出来上がる。
一週間後から飲むことが出来る。
これをお水かお湯で漉して飲む。
家作りの仕事をしてくれている地元の人、1日にみんなひとりビール瓶3本分のチャンを飲む。

甘くないマッコリのような味。
働く人の味がする。

私は粟で出来たお酒の方が甘味があって好きだ。

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*お米を炊く

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*麹?

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*かき混ぜる

フランス人女性ふたりがプロジェクターを片手にシッキムの田舎を廻っていて焚き火をしながら屋外上映会があった。
チャップリンや中国のアニメなど。

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チベット正月

昨日、2月22日はチベット暦での正月だった。
学校もお休み。
シッキム州は、ヒンディー、仏教、キリスト教などの正月や祭や神様のお誕生日など祝日になるので休みが多い。
役所も閉まってばかり。

このチベット正月はロサールと言って、太陰太陽暦に基づいている。
去年は、正月の前日に行われるチャムというお坊さんによるダンスをペマヤンチェ寺に観にいった。

ソナムが小さい頃は準備がいろいろあったそうだけれど
今は、おいしいものを食べて、働かず、お酒を飲む日になっている。
レプチャ族はいつもよりもさらにベロベロだった。
翌日である今日も、誰も家作りの仕事に来なかったほど。

私たちは前夜にカプセという揚げ菓子を作った。
小麦粉とバターなどを混ぜて、伸ばして、リボンのようにして油であげる。
ブティア族の家に行くと、お茶と共にでてくる。
結婚式でも、法要でも出てくる。
実家の方ではシェロと言う、お米の粉を揚げたものや
チャドンと言う、とうもろこしの粉を揚げて型どるものなどもカプセと共に作るそう。

このカプセ、揚げながらつまみ食いはせず
出来上がったらまず神様にお供えしてそれから頂く。

義姉は手作りソーセージや魚、肉料理を作っていた。

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*製作中

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*みかん箱、2箱分くらい作った。火で。
ソナムの母は、みかん箱、50箱分くらい作っていたそう。

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*シンプルなカプセ

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*こちらは実家の兄弟のきれいなカプセとシェロ

元旦は、湖にお参りに行ってカプセを
近所の子供たちにあげて
ソナムの家作りの仕事はお休みして
ふたりで民族衣装を着てお店でミシンを調整。

朝からずっと、ミシンと足踏みに車のオイルをつけたりベルトを短くしたり
強く踏んだり、いろんなことをしてみたけれど足踏み連携がうまくいかず。

夜、隣街の仕立て屋のおじちゃんちに行って、夕ご飯を食べ終わったおじちゃんを車に乗せて、遅くまでケチュパリのお店でミシンを調整してもらった。

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*夜9時まで調整してくれた

そして今日、足の動きを練習してミシンを使うことができた!
ありがとうネパール人スッバ族のおじちゃん。

チベット暦元旦は、ミシンの一日だった。
ミシンでいっぱい作ろう!

みなさん、良い年になりますように。

手動足踏みミシン

手動の足踏みミシンを買った。

昔ながらの、憧れの手動。
日本では電動ミシンを使っていた。
ミシンは私の暮らしに必要。
1年以上前から捜して捜してやっと手に入った。
中古が使いやすいと聞いたので捜したけれど見つからず新品。

ソナムは心配して、電動のジャノメミシンがいいと言ってたけれど、
停電ばかりのケチュパリで使えないし、見た目も手動のほうがかわいい!

真っ黒でインドの大好きなライオンのデザイン。
どこから見てもインド製。

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さっそく3時間もかけて組み立てて、お店の外からも良く見える場所に置いたら
地元の人が次々と見に来た。

前々から、ミシンを買ってもいいけれど、それは「仕立て屋のカースト」と思われるから
気をつけてねと親戚から言われていた。

下のほうのカーストらしい。

ソナムが真鍮で指輪を作っていたら
それも「指輪作りの低カースト」みたいとたくさんの人に言われた。
親戚にもやめてと言われたらしい。

ソナムは「アーティスト」を日本で知ったから何を言われても大丈夫。
日本で住みたかった場所にもたくさんアーティストがいてとても勉強になったソナム。

ミシンを使うことは日本では普通で、学校でも習うし、当たり前のこと。
でもここでは仕立て屋しかミシンを持っていない。

地元の人は、私に、ズボンの裾を上げてほしい、このホツレをかがってほしいと言ってきた。
ケチュパリには仕立て屋がいない。
そんなの手縫いでできるから自分でしなさい!
とは言えず、今は練習中だからできないということに。

穴の開いた洋服をそのままで着ている人が多い。
たぶん、手縫いもできないのかもしれない。
面倒なだけか。

ミシンをお店に設置しているから、仕立て屋もするのかと思われている。

今後、いろんな依頼をされそうだけれども
私は、お店に置く商品しか作らないのです!と言おう。

ソナムの案は、
このミシンは神聖な5色旗も作るので新品の布しか扱えません、と言うか
どんな小さい修理も10ルピー!と言えば来なくなるとのこと。
そんなの言えない・・・

インド平地へお買い物4日間

車修理と家作りの道具と、お店の買出しにシリグリとカリンポンというウエストベンガル州の都会へ4日間行った。

その間、ケチュパリに3人もの日本人観光客が義姉のゲストハウスに宿泊してくれたそうで
お会いできずにとてもとてもとても残念でした。
日本語の練習もしたかった!

買出し出発の前夜もおひとり来てくれたので、この一週間に4人も!

以前は数ヶ月にひとりの割合だったのに、増えている、日本人。
わーい。

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*人ごみの都会初運転。誰もいない山道のほうが運転が楽。

このシリグリ、インドの普通の大都会。
ダウンジャケットを着ているケチュパリから、すでに蚊のいるシリグリへ。

ここのインド人はベンガル語とネパール語も話せる。
日本人と同じ顔のシッキム人もたくさん来るので観光客とは思われない。
私たちは地下足袋をはいていたため、ナガランドから来たのか?と聞かれた。
ナガランドの人と日本人は顔が似ている。

車修理を丸一日した。
修理中はソナムも私も付きっきりで、部品が必要だとそのつど私たちが買いに行く。

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*修理中のナーランダさん

修理中そばにいないと、時間かかったり、部品が低品質のにされたりするらしい。
クロスパッドやタイヤや下についてる長いのなど、丸ごと交換した。

ガソリンで動くチェーンソーや、手動足踏みミシンやアイロン、圧力鍋、念願のメガネ、のこぎり、魔法瓶、電動の釘の穴開け、水供給ホース、充電式の大きい懐中電灯、キッコーマン醤油、マヨネーズ、などいろいろいろいろ購入。

お店の人は、どこから来たのか聞く。
シッキム人だとわかると高くなるらしいので、常にカリンポンから来たと嘘をつく私たち。
メガネのお店でうっかりシッキムからと言ってしまい、狭い部屋に通され高いめがねを延々と出されてしまった。

シッキムの商品はすべてシリグリから。
なのでシッキムで買うより安く、品揃えが豊富。

夜はシッキム州のバスが発車する車置き場に車を泊めてホテルへ。
路上に置くと、なにか交換されちゃったり、車なくなっちゃうらしい。
シリグリ、こわい。でもおもしろい。
チャイ屋がある。
シッキムにないものがいっぱいある!

汚い、くさい、空気悪い、交通事故の死体も見てしまったし
ケチュパリと同じインドとは思えない。
でも、インドに住んでいると感じることができる。
うれしい。

お肉はシッキム以外では食べないことにしているので魚をたくさん食べた。
マサラたっぷりの煮魚、とてもおいしかった。

写真3000枚とメガネ完成がやっぱり予定時刻より3時間もかかったため
カリンポン到着が夜中に。

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*サイクルリキシャー、オートリキシャーバイク、自転車と混ざりながら運転。
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*シリグリはよくあるインドの大きい街

シリグリから4時間くらいのカリンポンは、
インドとネパールとシッキムの文化がごちゃ混ぜのおもしろいウエストベンガル州の街。
ここは怖くない。
お店の買出しによく来る。
雨季までは家作りで忙しいため、今回は一度にものすごい量を購入。
いつものようにチベット雑貨店をめぐってめぐって値切ってめぐって一日が終わる。

森に住んでいるので、6時間もかかる都会に買い物はたまにたまにしか来られない。
商品吟味もあまりできずバンバン買わざるを得ない。
東京にいたときは、買い物楽だった。
定価で、ゆっくりと欲しいものを選べた。
こちらでは値引きやりとりが必ずなのでさらに疲れるのかな。
山暮らしをしたいから、買い物の不便は受け入れよう。

ときにヒンディー、ときにネパール、ときにチベット語で買い物をするソナム。
私は商品と値段を吟味する係。
仏教の5色の旗など、中身を開くと布がギザギザにカットされたいたり変なマントラだったりするので
中身もチェック。
たまにしか来ないのに、チベット雑貨店を営むインド人たちは
よく私たちを覚えていてほんとうに記憶力が良い。

夜7時に買いもの終了。

小さな車に荷物パンパンの帰宅途中の夜中、ゲイジン近くで車が・・・。
車は道の片隅に放置し、義姉夫妻にジープで向かえに来てもらい
いっぱいの荷物を詰め直して帰宅。

昨夜、4日前にシリグリで修理してくれたインド人ナーランダさんが、
修理をしにケチュパリまで来てくれた。

まだ修理しないといけないところがあり
次回またケチュパリまで来てもらうことに。
車を修理しにシリグリに行ったばかりなのにな。

睡眠不足で疲れているときの運転は危険。
もう中古車はやめよう。

ケチュパリは、安らぐ。
いまホッとしている。

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*昨日

塩入りミルクティー

シッキムの大半の人は塩入りのミルクティーを飲む。
塩チャイ。

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*ソナムの作ったココナッツカップ

たまーにバター塩チャイ。
ドンモと呼ばれる木製の細長い撹拌器具で混ぜる。
バターがたまにしか手に入らないため、ほんとうにたまに。

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ソナムの実家にはそもそも砂糖がない。
甘いクッキーも、砂糖を入れた料理も食べない。
私だけ砂糖ミルクティーは、作る人が面倒だろうから飲み続けていたら、
いまは慣れておいしくなった。

シッキムのレストランでチャイを頼むと、塩か砂糖か聞かれる。

12月から牛乳を定期購入しはじめたころは、うれしくて砂糖のミルクティーばかり。
インドのチャイより甘い、大量の砂糖。
ずっと砂糖を取っていなかったのに砂糖のミルクティーと、
おいしいドイツ製チョコレートをたくさんたくさん食べたら翌日頭が痛くなった。
甘いもののとり過ぎは頭痛になるとそのとき知った。
いまは少しずつにしている。

その後は、塩チャイを毎日朝から5杯くらい。
塩、おいしい!
最近、心からそう思う。

数日間の法要中も、1時間おきにお坊さんにこの塩チャイを配る。
人の家にいくと、まず塩チャイ。
実家の方にいくと、兄弟の家ごとに塩チャイをおもてなしされすぎてお腹がガブガブになる。

日本では、緑茶、ほうじ茶などをよく飲んでいて、
ミルクティーはたまにだった。
健康的だった。

まさか、毎日塩ミルクティーを飲むことになるなんて。

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*いまはずっと、石割り作業

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